帰ってきた龍司流

新しいプログラミング言語を覚えるより、プログラムが必要な背景を覚えて欲し い

minminのブログで、複数プログラミング言語を習得することがIT系で推奨されてるっぽい記述があったが、個人的には新しいプログラミング 言語を習得するより、プログラムが必要とされる背景とかを学習してほしいなと思う。

IT 系では非常によくないことらしく、「複数のプログラミング言語を使えるようになろう!」「プログラマとして高く評価されるよ!」という記事や話の種を見かける。

[From 2008-12-27 – minahitoの鯉日記]

IT系でつくってるプログラムって、何らかの問題をコンピュータシステムによって解決するためのプログラムになります。

この「何らかの問題」が発生してる原因やその問題によって何が発生するのかというような、プログラムの外側にあることについてわかるようになると、プログラムを開発するときに、どこに力を入れるべきなのか?どこはそれほど重要じゃないのか?ユーザインターフェースはどうなっていた方が使いやすいのか?

なんてことが、自然とわかるようになるんじゃないかなぁと思ってます。

例えば、ショッピングサイトのシステムを考えるのにしても、ユーザ側のインターフェースや機能については、いろんなショッピングサイトを使ったりするとわかりますが、バックヤードのこととなると、注文を受けてから配送完了までの業務フローとか、ビジネス的には注文をくれたお客さんへのアフターフォローをいつどうやるかとか、ビジネス的にいつ、何をするために、どんな機能が必要となるかは、ビジネスがわからんと、考えられないんですよね。

実際、うちの会社に来る仕事のほとんどは、A4数枚程度の仕様書(という名の参考資料)をもとに開発することになるので、プログラミング言語をあれこれ習得するより、システムの外にあるビジネスについてもわかるようになってくれたほうが嬉しいです。

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1 Comment

  1. 様相論理とか、メカニズムデザインがわかっているほうがいいことにそのうちなりますね。
    また、開発そのものがあまり意味をもたなくなるかもしれません。

    だから、TEXが重要といったりして

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